2013/08/17

この一年の振り返り(1)

一週間くらい前からブログを書こう書こうと思っていたんだけれど、書きたいことはたくさんあるのに、何も書けないというようなわけわかめな状態が続いていて書けずにいた。しかし、自分の考えをまとめるためにブログを書くというのは、良い行いであることは経験則で分かっているので書いてみようと思う。

久しぶりの更新になる。過去ログを読み返すと流石自分が書いたブログ。共感が半端ない。ほぼ一年半ぶりにブログを書くことになるのだが、どこから書こうか。

この一年間を振り返ってみる。まず、このブログには読者なんていないのだが、いると仮定して書くならば、幸い僕はいま希望通り東京(と書いて神奈川と読みます)で大学生をやっている。

自分で書くのもなんだが、大学受験は大成功したと言っていい。第一志望には落ちたが、滑り止めとしては十分すぎるくらいに良い大学であり、おそらく、日本で暮らしていく上で、最もあらゆる面で優遇されやすい大学に入ったと思っている。所謂一流大学に入ったのだ。(断っておくが、もちろん私大。)

そういう意味で既に今自分が通っている大学については好きだし、第一志望にも特に未練はない。むしろ、こっちの大学で良かったとすら思えてくる。というわけで、大学受験は成功した。大団円である。

しかし、どういう訳だか、死にたくてたまらないのである。二年前にブログに書いた頃からは明らかに成長していて、"いちばん欲しかった"学歴も手に入れた(気が早いけど)のに、どうしてなのだろうか。

理由は大きく三つあるのだが、まず一つ目は友達がいないこと。僕の大学の志望動機といえば、学歴はもちろん欲しかったのだが、それ以上に友達作りで大学に入ってきた節がある。既に夏休みに入ったのだが、友達と言える存在は一人もいない。一応サークルにも入っていろいろ頑張ってはみた(過去形)のだが、無理だった。はっきり言ってもうどうしようもない。既に諦めた。言い訳も当然用意していて、去年高校生だったような奴らと話しが合うと思ったら大間違いなのだ、がそれである。

そして、二つ目は青春コンプレックス。認めよう。所謂リア充になりたかったと!僕は高校生活をドロップアウトしているので、高校で得られたであろう(まあ、お前は無理だっただろうという突っ込みはさておき)青春的な思い出が一切無い。当然彼女なんていたことがない。とはいえ、ゲイだったので女には興味無かったのだが、まあ、要するにモテなかったのである。取り返しが付かないし、これはもうどうしようもない。

最後にサラブレットの存在。これは二つ目に似ているのだが、うちの大学は一貫教育校で小学校から大学院まであるのだが、内部生の存在が眩しすぎる。18歳で大学にストレートで進学し、日本屈指の私立大学での華の大学生活。中高の同級生と大学生活がそのまま送れるというそのアドバンテージ。楽しすぎるだろう。恵まれすぎているだろう。彼らは全部持っている。将来の約束されたエリートたち。当然学内にもヒエラルキーというものがあって、彼らはもちろん看板学部に行く。ちなみに僕はまあ学力レベルからいって良く入れたなという感じなので当然下から数えた方が早い下位学部である。

はっきり言って目障りでどうしようもない。うちの大学の嫌いなところ?内部生かな、という感じである。しかし、大学からしてみれば僕たちこそがよそ者であり、彼らが本流なのだ。日本一のコネコネ大学で生きていくのに、中卒単身上京はちょっと厳しい。彼らと比べてしまっては、生きているのが辛い。

なんか既にとりとめもない文章になってるんだけど、気にせずに書いていくと、この半年これらについて真っ向から立ち向かってきた。いろいろ頑張った。でもダメだった。

特に書いておかないといけないのは体育会についてだろう。前述したように、僕には青春コンプレックスがあったようなので、それを払拭するために春学期はそれを何とかしたかった。まずはサークル充になろうとしたのだが、サークル選びに失敗したのか、詳しくは省略するが端的に言うとちっとも面白くなかった。というか、無趣味なのにサークルとか無理ゲーとかいう話はさておき。

サークルがなぜ嫌なのかということを書いておくと、僕が生真面目すぎるからだ。社会人生活を経験しているというのもあるが、いろいろともうダメなのだ。適当な奴らが適当にやってるサークル、いや、僕のサークルはイベント系というのもあり、どちらかといえばしっかりしているサークルではあったのだが、適当な奴らが嫌いなのだ。一番ダメだったのが各人によってコミット率が違うこと。サークルというのは真面目な奴もいれば、てきとーな奴もいて、それぞれが各人の意思で参加しているので、来ない奴は全然来ないみたいなのも全然OKで、それが耐えられなかった。

僕が頑張っていたら、僕はみんなにも頑張っていて欲しいと思うタイプの人間なのである。というわけでサークルはダメ。それと、頑張っても一円も自分の利益にならないというのがもうダメ。一度社会人生活を経験していると、いや、自分でお金を稼ぐようになると、なんで給料も貰えないのにそんなことせなあかんの?という考えがつきまとうのである。もうこの時点で厳しい。

(ちなみに、所謂起業のような、意識が高いと言われるサークルも回ってみたが、どこか鼻につく奴らばかりで、なんか馬鹿にしてしまっているようで悪いが、あんとれぷれなーしっぷとか、横文字がうざくて入る気にならないし、どうも何かのおままごとのように見えていまい、というか、オタク友達とかいらないよ。いや欲しいけど。)

そして、体育会である。実は大学に入る前から四年間何か続けられるものを見つけたいと思っていて目を付けたのが体育会だった。最初は山岳部の見学にいったところから始まった。体育会といえば、所謂中高のヒエラルキーでいえば、トップに位置する存在である。要するにモテ男集団な訳である。まあ、イケメンが多いので惹かれたという事実も否定はしないが、青春コンプレックスがある文化系オタク100%な僕によっても良い選択肢のように感じられた。それに就職も向かうところ敵無しの様子。それに体育会系に妙な憧れもあった。スポーツがてんでダメな僕が学校で何かに打ち込める最後のチャンス。軟弱な身体も鍛えられ、青春コンプレックスも払拭でき、就活でも有利になる。これは入るしかないだろう。ちゃんと自分の利益になる、というところがミソ。

しかし体育会も無理だった。ちなみに僕の一ヶ月前の構想では、今頃僕は何らかの体育会に所属していて、汗を流している最中だったのだが、その野望が打ち砕かれてしまったため、いまこれを書いている。

なぜ体育会が無理なのか。まずはガチすぎるということ。僕の大学は有名大学なので体育会に所属している人間はそれこそ野球部なんて甲子園に行ってたような奴らがごろごろいるし、スポーツが出来るだけじゃなくて、頭もいいなんて完璧超人がうようよしているところなのだ。加えて一貫教育校のため、体育会にはやたら内部が多い。この時点で運動経験ゼロの僕が入るのはかなり無理があるのだが、なぜか無理だとは思えずにいろいろ悪あがきをしていた。

で、結論。体育会は無理だ。体育会の奴ら、育ちが良すぎるよマジで。というか、若干馬鹿にした書き方になってしまうが、あらゆる意味で鈍感じゃないと体育会なんて続けられないと思う。育ちが良すぎて一年生の同期と馴染める気が一ミリもしない。高校中退なんて聞いたこともないような連中だ。子どもの頃からずっとスポーツやってて…みたいな綺麗な目をした人間ばかり。(純粋?純血?汚れを知らない感じ)うまく説明できないけど、いろんな意味でエリートだらけなのだ。育ちが違うなと考えさせられるのだ。ちなみに、体育会に良い奴が多いというのは本当だと思う。みんな性格良さそうだったし。

体育会の見学等で僕の経歴を話すと大抵すごいと言われる。まあ、自分でも良くやってきたなあと思う経歴ではあるのだが、彼らの僕を見る目が辛いのである。変な奴を見る目をしてくるのである。いや、変な奴なのだが。彼らはストレートすぎるよ。血統書付きだよ。高校中退のコミュ障が運動経験ゼロで始められると思ったら大間違いだよ。

しかし、悔やまれる。体育会って良いものだと思う。体育会の活動そのものよりも、体育会の活動で得られる副次的な利益(友人など)が素晴らしいのである。(この時点で体育会、というかスポーツを舐めてると言わざるを得ないけど)四年間で生まれる絆的なものに憧れていたのである。せっかくこの大学に入ったのだから、大学の看板背負って何かやりたかったというのもあった。(その意味でテニサーなのではなく、体育会のテニス部が良いのである。だって、せっかくやるなら、オフィシャルに憧れるじゃん?)

まあ、それも無理なのだが、でも諦めきれるのだろうが。疲れたのでここで書くのをいったんやめる。

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